どうも、ひとり世界です。
プロ野球は恒例の契約更改の季節になりました。
なにやらダルビッシュまで参戦してニュースになってましたね。
自分の成績をデータで出されて、上司に給料金額を提示されるって、私だったらやだな~。
プロ野球選手の皆さん、お疲れ様です。
しかしちょっと前は、年棒交渉に代理人同席なんて事が話題になりましたが、最近は聞きませんよね。
もう根付いちゃったって事なんですかね。
そこで表題の件です。
坂本選手(巨人)の来季の年棒はどこまで行くんでしょうか?
下の表は坂本選手の主な成績と推定年棒の推移でございます。
結構2007年契約更改時の年棒金額を間違えているサイトが多いので、ご注意ください。2007年はヒット1本なので、そんなに年棒上がらないと思います。
◆2007年 19歳
原監督 リーグ優勝
初打席でのタイムリーヒット、今でも鮮明に憶えております。
中日戦(高橋聡文投手)、控え選手があまり残っていなかった中で、代打としてバッターボックスへ。
正直期待はしていなかったんですが、ファールを打った時のスイングが思っていたより良かったのを憶えています。
結果ドンづまりでしたが、センター前2点タイムリーヒット。
私もテレビ前でガッツポーズしました。
原監督も喜んでましたよね。
◆2008年 20歳
原監督 リーグ優勝
開幕スタメンをセカンドで掴む。
この時は二岡選手がショートのレギュラーでしたが、確か1試合目で怪我で離脱、その後女性問題もありショートのポジションは坂本選手のものとなる。
この辺も坂本選手には強力な運があったと感じます。
そして1年間闘い抜き、年棒大幅アップとなりました。
◆2009年 21歳
原監督 リーグ優勝 日本一
打率.306の結果を残し、大大ブレーク。
ほぼ無名の高校生が、とんでもない選手になった(失礼)と興奮したのを憶えています。
どこまで凄い選手になるのか想像つきませんでした。
まさに巨人の希望そのものです。
またまた年棒大幅アップ。
◆2010年 22歳
原監督 リーグ3位
ホームラン31本の結果を残しましたが、この年のホームラン数は本人も懐疑的だったと思います。
というのは飛ぶボールを使用していたシーズンだったと記憶しております。
ですが、この年の成績も立派なものだと思います。
そして年棒1億円突破となる。
◆2011年 23歳
原監督 リーグ3位
打率.262の結果で終わりました。
人生そう簡単には行きませんよね。
バッティングで精彩を欠く場面が多かったと思います。
こんなシーズンもありましたね。
年棒は初のダウンとなりました。
◆2012年 24歳
原監督 リーグ優勝 日本一
打率.311と復活の年となる。
また長野選手と一緒に最多安打も記録したと思います。
たしか最終試合で3安打し、長野選手と並んだんじゃなかったかな~。
3安打目の塁上での涙、憶えてます。
本当にこういう運を持っているんですね。
凄いです。
そして年棒1億8千万となる。
◆2013年 25歳
原監督 リーグ優勝
打率.265とまたもや苦しいシーズンとなりました。
シーズン前にWBCがあったのも影響したと思います。
シーズン終盤は体がもたなかったじゃないでしょうか。
出続けることが使命の選手だけに、ちょっと気の毒ではありました。
年棒は変わらず。
◆2014年 26歳
原監督 リーグ優勝
この年1000本安打を達成。打率.279、61打点、16ホーマー。
正直巨人ファンを満足させる成績ではありませんでした。
昨年の成績もあり、勤続疲労を感じてしまいました。
ですが、年棒は2億円を突破。
ちょっと査定が甘い気がしました。
◆2015年 27歳
原監督 リーグ2位
チーム事情もあり、4番に抜擢されたりもした年です。
成績は打率.269、68打点、12ホーマー。
もう年棒に見合う成績ではありません。
3年続けて平凡な成績に終わり、坂本はこの程度で終わりなのかと感じてしまいました。
しかし契約更改では、まさかのアップ提示で2億5千万。
FA取得も影響したと思いますが、ちょっと疑問の契約更改でした。
◆2016年 28歳
高橋監督 リーグ2位
大復活を果たし、打率.344で首位打者を獲得。
ここ3年の成績に本人も相当危機感があったんではないでしょうか。
しかしここまでの復活は予想していませんでした。
ショートで首位打者ってリーグ初とのこと。
それだけショートって厳しいポジションなんですね。
また日本代表の中で、いろんな選手に助言を求めたのも効いたんじゃないでしょうか。
やはり聞く耳をもつのは大事なんですね。
年棒は1億円アップの3億5千万。昨年の契約更改のモヤモヤが吹っ飛んでしまいました。
◆2017年 29歳
高橋監督 リーグ4位
この年1500本安打を史上2番目の若さで記録(最年少は榎本喜八さん)。
シーズン中盤まで2年連続首位打者かと思わせる打撃でしたが、終盤にかけて大失速。3割を切る結果となりました。
ですがこの年もシーズン前にWBCがあり、それが終盤の失速に影響したと思います。
もはやプロ野球の顔となりましたので、代表戦に欠場するわけには行きません。
本当に大変ですね。
年棒アップでもいいと思いましたが、チームBクラスという事もあり、変わらず3億5千万。
◆2018年 30歳
高橋監督 リーグ3位
脇腹を故障した影響で、レギュラー定着後最少の出場試合数となりました。
ですが、約1ヵ月休んだのはプラスに働いたと思います。
結果キャリアハイの打率.345、そして152安打。素晴らしいです。
年棒は大幅アップの5億円。
◆2019年 31歳
原監督 リーグ優勝
シーズン当初からホームランを量産し、私自身も驚きました。
シーズン途中まで三冠王かと思わせる打撃。
ショートで三冠王なんて事になったら、年棒いくらになっちゃいのかと思いました。
終盤は大分失速してしまいましたが、結果打率.312、94打点、40ホーマー。シーズン終了間際で40本にのせた所が、坂本勇人の持って生まれた運の強さなんでしょう。
驚愕です。
また、キャプテンになって初の優勝。精神的にも苦しかったと思います。
本当におめでとうございます。
本来ホームランバッターでは無いと思いますが、それでも40本打ったのは、紛れもない事実です。
こんな成績出されたら、そりゃ7憶出すでしょう。
ていうかもっと出せよ巨人。
原監督だって、40本打ったことないんだから。
◆2020年 32歳 未来へ
成績も凄いですけど、巨人の顔、球界の顔としての評価も当然含まれてきますよね。
今はペナントだけではなく、勝ち上がればクライマックスから日本シリーズ、そして日本代表の試合まであるわけです。
超一流選手は本当にキツイです。
調子が悪くても欠場なんて選択肢はありません。
野球選手は皆こんな選手を目指すと思いますが、そこはいばらの道でもありますよね。
数年間の足踏みしたシーズンも、今となっては大ジャンプするために屈んだだけとも言えます。
もう終わりかなんて思ったりして、スミマセンでした。
さあここまで来たら次は3000本安打です。
打っちゃいましょう。
やっちゃいましょう。
打てない訳がない。
それが坂本勇人が持っている運の強さです。
こればっかりは努力だけじゃどうしようもない。
安打記録抜いて、張本さんに『大あっぱれ』って言ってもらいましょう。
こんな記事も良かったらどうぞ。
ほぼ無名のドラ1から、年棒7憶円?プレイヤーまで、
この球史をリアルタイムで見られる幸せを、
いち巨人ファン、プロ野球ファンとして、噛みしめたいと思います。
スゲーよ坂本勇人。
それではまた。