どうも。ひとり世界です。
セミリタイア本『40代で早期退職して5年間セミリタイアしてみた』を読みました。
これだけリタイアをポジティブに語れるってうらやましいですよね。
◆質素な生活
この本の中に表題の件がでてくるんですが、これ私も常々感じていたことです。
お金持ちって割と質素な生活しているって聞きますし、質素な生活しているからこそのお金持ちへの道が開けるんでしょう。
そしてその生活が身についてしまうと、資産が増えていっても質素生活を続けちゃいますよね。
資産があっても質素なら、もともと質素な貧乏な人と変わらないよなってことです。
また、資産作りのための生活をおくっていると、本当に必要な物、本当に大切な事が見えてきます。
一度見えてしまうと、無駄なことにお金は使わなくなるし、使えないんですよ。
だって無駄なんだから。
どんな人も欲望を満たすことはできません。
そこには際限がないから。
派手な生活で欲望を満たそうとしても、やがてそれがストレスに変わるだけです。
むしろその逆いったほうが、ストレスから解放されるような気がします。
なんか宗教じみてきましたが。
◆リタイアへの難関
リタイア生活にあこがれますが、そこには難関があります。
①世間の目
②身内の目
③職場の目
です。まあよく考えると全部自分の問題じゃありませんね。
この三つを問題にしている時点で、仕事を辞めないための理由を探しているだけですもんね。
今回のこの本を読んで痛感したのは、リタイアしたいと思いながら、やっぱり自分は会社を辞めたくないんだなと強く感じました。
なかなかこの著者のようには考えられませんよ。
あこがれと現実、う~ん難しい。
①~③で、『お~そうか、会社なんかやめちゃえ!自由にやれっ!』なんて言ってくる人いませんよね。
そんな中で、私には一番の難関は③かなと思っています。
今やめると本当に同じ課の人達に迷惑かかるので。
◆大事なのは他人?
結局自分の人生よりも、他人を優先してしまっています。
これじゃダメなんですよね。
だからリタイア生活を現実にした人達は本当に強い人なんだと思います。
本当に大事なのは自分なんだよな。
自分を優先することは恥ずかしいことじゃないんだよな~。
◆結論
いままで私は、やりたいことが何なのか?
どうしたいのか?
そればかり考えてきました。
子供達にもそれを強要してきたかもしれません。
しかしそれは難しい事なんですよね。
逆にやりたくないことは何なのか?
という風に考えたほうが、望むように生きられるような気がします。
そのほうが自分を優先でできるようになれると。
リタイア生活、言うほど簡単じゃないよな~。
それではまた。