どうも、ひとり世界です。
ウーバーのAI車が死亡事故を起こしたということで、大きなニュースになっています。
このニュースだけを見てしまうと、やっぱり自動運転なんて無理でしょうって話になりますよね。
◆ドライバーの責任
この時のドライバーはHuluで動画見ていたらしく、これ自体は困ったもんですが、
実際自動運転が解禁となったら、一般ドライバーもスマホ見始めるでしょう。
というか今現在もスマホ片手に運転している人をよく見かけます。
ですから、このウーバー車のドライバーを責める方向に行ってしまうと、問題の焦点がぼやけてしまいます。
自動運転のテストドライバーの操作判断は非常に難しいと思います。
私もスバルのアイサイト搭載車に乗っていたんですが、
アイサイトONの状態で運転した時に、
自動車を完全に信用することが出来ず、
ヒヤっとしたときは自動車より先にブレーキ操作等を行ってしまいました。
これは普通に考えて当たり前の行動なんですが、
自動運転のテストドライブとなると
自動車より先に人間が動いてしまうとテストになりません。
いや~本当に難しい。
◆事故は今もある
また、自動運転車がテスト段階で事故を起こせば、
そりゃ反対意見ばかりになるでしょうね。
事故があった場所では自動運転車の妨害行為等も発生しているようですし。
但し、今回のような事故は人間がハンドルを握っていた場合でも起こりえるものです。
忘れてはいけないのが、
自動運転で無くても同様な事故で人は亡くなっていますし、
スマホ片手のドライバーは存在する。
ウーバーAI車の事故を取り巻く状況とあまり変わらないということです。
ウーバーの肩を持つわけではありませんが、ここ重要です。
私の勝手な見立てですが、
人間が運転するのとAIの自動運転での事故率は
今現在でもいい勝負なんじゃないでしょうか。
昨今の高齢者の操作ミスによる事故の多発を考えると、
AI車のほうが勝っていたりして。
◆自動運転技術よりも
どうしても『AIなんか信じられるか』という人間側のマインドの問題があり、
冷静に考えられなくなりますよね。
ここは理屈では無いので、技術開発より大変だと思います。
アメリカは分かりませんが、日本では歩道を車道から完全分離しないと無理な感じがします。
そうじゃないと日本人のマインドは前向きにならないと思います。
道路も狭いところが多いですから。
完全自動運転となると、昔トヨタが言ってたFUN TO DRIVE という言葉は死語になりますので、運転を楽しみたい人達はどうなるんですかね。
バイクにいくのかな?
バイクって自動運転ってあるのかな。
もう分けわからなくなってきました。
◆まとめ
今現在も事故は存在しますし、カーナビやスマホなど人間の集中力を途切れさせる道具も出てきています。
今回のような自動運転車の事故を多方面から見て分析するのと同時に、一般市民にどのように納得させるかが重要だと思います。
人間のマインドを変えるほうが本当に大変です。
これ出来るのかな~?
それではまた。
- 作者: 中島秀之,松原仁,田柳恵美子,スマートシティはこだてラボ+株式会社未来シェア
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