どうも、ひとり世界です。
またまた音楽ネタでございます、今回はディープパープルです。
ディープパープルと言いますと、『イン ロック』や『マシンヘッド』に代表されるハードロックの超有名バンドです。
でも今回はそこじゃありません。ボーカル:ロッド・エヴァンス時代のパープルです。いわゆる第1期ってやつですね。
メンバー構成は、下記のようになっております。
・V:ロッド・エヴァンス
・G:リッチー・ブラックモア
・K:ジョン・ロード
・D:イアン・ペイス
・B:ニック・シンパー
◆セミアコなリッチー
パープルのファーストアルバム『ハッシュ』は、ハードロックを期待して聴いてはいけません。
イメージとしては、ビートルズ、ジミヘンを大きく意識した内容になってます。実際コピー曲も入ってますのでね。
この時のバンドの中心はキーボードのジョン・ロードだったらしいので、ギターのリッチーの影は非常に薄いです。
初期のパープルはギターバンドでは無かったんですね、ハイウェイスターなパープルからは想像できませんよね。
また、ヒット曲『ハッシュ』の映像を見ますと、リッチーがセミアコを弾いている姿を見る事ができます。
おそらくハイウェイスターなリッチーに憧れていた人達は、悶絶ものでしょう。
『どうしたんだ、リッチー!』
そう叫ぶこと必至です。誰にも黒歴史は存在するものです・・・。
◆ロッド・エヴァンス
リッチーを軽くいじったところで、ボーカル:ロッド・エヴァンスについて。
どうしてもディープパープルといいますと、イアン・ギランの印象が強すぎますよね。
そりゃ~ギランは凄いヴォーカリストですよ。それは疑いようがありません。
でも、ロッド・エヴァンスも声はいいし、歌もうまい、映像見た感じキャラクターもいい。この時のパープルのボーカルとしては、凄くマッチしていたと思います。
先入観なしで聞けば、第1期パープルもいいアルバムを出していました。
ただし、エヴァンスはギランに比べて声域が狭いような感じがしますので、ハードロックを突き詰めていくには、限界があったと思います。
ですが私は、ロッド・エヴァンスの声が大好きです。それだけにパープル後の目立った活動が無いのが残念です。
エヴァンスはパープル脱退後、偽ディープパープル事件なるものを起こしてます(詳しくはネットで調べてください)。
恐らく自分がいなくなった後のパープルが大成功したのが、気に食わなかったんでしょう。
悲しい事しちゃいましたね。きっと大後悔してることでしょう。
ちなみにギランが歌っている『ハッシュ』のライブ映像があるんですが、こりゃダメです。餅は餅屋ってやつですかね。エヴァンスに軍配です。
DEEP PURPLE "Hush" (HD official) from "Celebrating Jon Lord"
◆大変身のパープル
そしてパープルはリッチー主体のハードロックバンドへと大変身していきます。
曲調だけではなく、リッチーのギターもストラトに変わり、演奏時のアクションも大きく変貌をとげます。
これで大成功したんじゃ、エヴァンスが首切られたのも仕方なしって感じです。
ハードロックのヴォーカリストとしては、ギランには遠く及ばないのは事実ですので。
ですがそれでも私は、ヴォーカリスト:ロッド・エヴァンスが大好きです。
そういえば、エヴァンス以外のボーカルのパープルのCD、持ってないなぁ。
◆まとめ
・たまには60年代ロックもいいです
・エヴァンス時代のCDは3枚持っているのに、他の時代は1枚も持ってない
・リッチーのセミアコに悶絶
・誰にも黒歴史は存在する
最後にエヴァンスの『ハッシュ』映像をどうぞ、これ最高です。
それではまた。