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ホームランテラスと落合博満と中日のチーム作り

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どうも、ひとり世界です。

中日が名古屋ドームにホームランテラスを設置しようとしているらしいです。なにかズレているような気がしますが、中日の迷走ぶりを感じずにはいられません。

 

◆中日vs落合 

中日は7年連続のBクラス低迷をホームランテラス設置で打開しようと考えています。それに対して元監督の落合さんと舌戦を繰り広げています。

 

球団の言い分

・リーグ最低のホームラン数を増やすことが出来る

・客席が増えてファンも喜ぶ

・お客さんが入って営業的にも潤う

 

落合さんの言い分

・中日より他チームのホームラン数が増えてしまう

・広い球場での投手の利点が無くなってしまう

・結果とんでもないことになる

 

もともと日本の野球場はアメリカと比べて小さいところが多かった。それがだんだん球場の大型化が進み、現在に至るわけです。

 

それが最近、福岡ドームにホームランテラスが設置され、今度は名古屋ドームに設置構想。これって球場の小型化が進むんでしょうか。なんだかなぁ。

 

◆中日のチームカラー 

私は巨人ファンで、中日がどうなろうと知ったこっちゃないです。でも中日のチーム作りのビジョンが無さ過ぎるのにちょっとあきれてしまいます。

 

落合さんが監督時代に中日が強かったのは、守りの野球に徹したからです。あの打撃職人の落合さんが、監督としては打撃力より守りを重視した。これは凄い事だと思います。

 

中日の監督を受けるにあたり、チームの戦力とホーム球場の状況等を考え、出した答えが守り切る野球だったんでしょう。

 

私の記憶では確か落合中日は、ホームゲーム時には飛ばないボールを使用していたはずです。これはルール内で一番反発しないボールを使用していたということです。

それくらい勝つために点を取られないことに神経を使っていた。

 

落合中日をまとめると

・優れた自チームの戦力分析

・打撃より投手力重視

・ホームでは飛ばないボールを使用

送りバントの多用

・丁寧なリリーフ投手起用

・名古屋ドームの地の利を生かす野球

・勝つことが一番のファンサービス

こんな感じだと思います。これでちゃんと結果を出し続けてきたんですから、凄いことです。

 

巨人ファンの私から見て、落合中日は不気味な強さがあった。それが今はどういうチームなのかよく分からない。どういうチームにしたいんですかね、中日は。

 

プロ野球は興行なので営業面は大事です。背広組の人達の意見も分かります。ホームランテラスがその答えならそれもいいでしょう。

 

ですが、それならそれに合ったチーム作りをしないと、落合さんの言う通りとんでもないことになります。

 

与田監督はどのような意見をお持ちなんですかね。そこが知りたいです。

 

現状では落合さんの言っていることの方が、分がありそうですが結果はどうなりますでしょうか。

 

◆まとめ 

・球場を狭くする流れは解せない

・中日はファンが納得するチーム作りをするべし

・やはり落合博満は凄い

・今年の中日の結果が楽しみだ

 

プロ野球開幕が待ち遠しいです。

それではまた。