どうも、ひとり世界です。
お墓の話の時にちょこっと書きましたが、人々の勝手な思い込みで行われている仕組みや習慣ってありますよね。
悪く言うと洗脳ですけど、それが経済を回していたりして、いかに洗脳に成功するかが儲けのカギになっていたりします。
◆エピソード集
エピソード①
またお葬式の話ですが、人が亡くなるとお坊さんが、白木に手書きの戒名を書いた位牌を作ってくれます。
その位牌でお葬式を行ないます。
そして後で黒塗りの位牌(ドラマ等でよく見るやつです)に作り変える訳です。
葬式後、確か49日法要の相談をしていた時です。
私がお坊さんに
『いつまでに位牌を作り変えればいいですか?』
と聞いたところ、お坊さんが
『いや、作り替えなければいけない訳ではないですよ』
とのこと。
本来は、未来永劫お坊さんが手書きで書いた白木の位牌でいいんだそうです。
それを葬儀屋さんや仏具屋さんが
『作り替えるものですよ』
って言っちゃうから、それが常識になってしまった。
これは葬儀屋さん・仏具さんが儲ける為に作ったルールだったという事です。
エピソード②
これはYoutube動画で見たんですが、今は毎日シャンプーする人が多いと思います。
それだけ髪を洗うという行為はあたり前になりました。
ですがシャンプーが出始めたころの広告コピーは、
『月に2回はシャンプーしましょう』
だったそうです。
それがしばらくすると
『夏は、5日に1度はシャンプーしましょう』
となっていき、そのうち
『毎日シャンプーしたっていいんです』
となっていきました。
そして現在に至る訳です。
これもシャンプーメーカーによるCM洗脳ですよね。
これによりシャンプーの消費が爆発的に増え、企業は儲かるルールが出来上がった訳です。
エピソード③
嘘か本当か分かりませんが、エジソンが発明したトースターを販売する時の話。
昔は人々は1日2食があたり前だったそうです。
そこでトースターを発明したエジソンは、1日3食を提唱し、朝はトースターでパンを焼き、朝食を食べようと言い出したとの事。
これにより人々は1日3回食べるようになり、エジソンの思惑通りトースターは売れまくったとの事です。
これもCM洗脳ですよね。
今では1日3食が普通ですから。
エピソード④
私の若い頃は、就職すると保険屋のおばちゃんが近づいてきて、生命保険に入る事を進めてきます。
生命保険なんて、普段仕組みを考えたり勉強したりしないので
『将来の事を考えたら生命保険に入っておいたほうがいいのよ、みんな入ってるし、若い時に入っておいたほうが安く始めらえれるのよ~』
なんて説明されて、よく考えもせず契約書に捺印しちゃったりします。
私そうでした。
日本人は、みんなやってるって言われると弱いですよね。
まあこれも後で勉強したら、毎月キチンと貯蓄ができる人は特に生命保険に入る必要はないんですよね。
それに独身者が超高い死亡保険や終身保険に加入するのも意味不明です。
若いうちは病気入院リスクは少ないですし、貯金があればそこからすぐ支払い出来ます。
入院したとしても、保険会社がすぐお金を出してくれる訳ではありませんしね。
これも人々の無知を利用し、みんな入ってますよという洗脳だと思います。
◆まとめ
ざっと思いついた事を書いてみました。
みなさんの周りにも、まだまだ似たような案件が一杯あるでしょう。
どれもこれも企業が儲ける為のルールを、人々の頭に植え付けていって、思い込ませる事で成り立っている話ばかりです。
冷静に考えれば、やらなくてもいい事もあるでしょう。
でもそういう思い込みで、沢山のお金が使われ、日本経済に貢献する訳です。
今まで常識だと思っていた事を疑ってみる。
表側だけ見ていたものを裏に回って見てみる。
すると日々の暮らしが大きく変わる事でしょう。
それではまた。