どうも、ひとり世界です。
今回は巨人・中島選手の年棒の話です。
人の給料の話ばっかりしているのも気が引けるんですが、でも皆さん大好きですよね。
◆原監督に強く印象付けた
私の中の中島選手といえば、2008年巨人(原監督)対西武ライオンズとの日本シリーズです。
この時中島選手は、たしか脇腹を痛めてまともにスイング出来ない状況だったんですが、巨人バッテリーはインコースを攻めることが出来なかった。
それだけこの時の中島選手は迫力があった記憶があります。
結果西武が日本一に輝くこととなりました。
原監督も、この時の中島選手と勝負所で盗塁を決めた片岡選手(当時西武ライオンズ)は、強く印象に残ったんではないかと思います。
何より、次の年に開催されたWBCの日本代表に中島・片岡の2人を原監督自身が選出しています。
そして2人の活躍もあり、原ジャパンはWBC優勝を手にしました。
最終的に美味しいところはイチロー選手に持っていかれましたが。
◆原監督は義理堅い
2009年のWBCを話題にする時、中島、片岡の2人はほとんど出てこないと思います。
しかしアメリカ戦で、中島選手が打席に入る前に原監督に呼ばれて、囁かれた後にタイムリーヒットを打ったのを記憶しております。
また片岡選手は、本来セカンドが本職なんですが、この時のWBCでは慣れないショートを守ったりして、チームに貢献しておりました。
そして、この2人は後に巨人(原監督)入りすることになります。
この辺は原監督って義理堅い人なんだなと感じました。
WBCで頑張ってくれた2人を巨人に招く、そう考えると、岩隈投手も2009年WBC組で、後に巨人入りです。
まあそういう事なんですね。
◆オリックス時代
中島選手は、メジャー挑戦で渡米しましたが、あまりいい成績は残せず日本球界復帰。
オリックスと3億5千万円で契約。
私的にはオリックスは大盤振る舞いだなと思いました。
下がここ5年の主な成績と推定年棒です。
しかし4年目の成績では、大幅ダウン提示も仕方なしと思います。
プライドが高そうな人なので、オリックス側との言葉の行き違いがあったかもしれません。
◆そして巨人
そして2019年シーズンを原巨人で迎える事となりました。
年棒は1億5千万。
正直この金額でしたらオリックスでも良かったと思いますが、何か気にくわなかったんでしょうね。
原巨人では、成績と言えるほどの結果は残せませんでした。
ヒット8本ではね。
ここで契約がどうなるかと思いましたが、原監督との繋がりも有り、解雇にはならないと思ってました。
しかし、予想以上のダウン提示で、年棒2,000万円。
よく印鑑押したな~と思いました。
原監督から何か言葉があったかもです。
また、この金額を聞いて、溜飲が下がった方も少なからずいるでしょう。
◆どこかで誰かが
野球選手に限った話じゃないと思いますが、どれだけ相手に強い印象を与える事が出来るかが大事なんだなと思いました。
悪い印象じゃダメですけどね。
巨人との日本シリーズ、あれがなければ今の中島選手は無かったでしょう。
どこで誰が見ているか分かりません。
見ていた人がチャンスをくれるかもしれません。
これは一般人でもありえる事ですよね。
中島選手、2020年がダメなら後は無いと思います。
巨人投手陣がビビったあの日本シリーズの中島宏之に戻りましょう。
それではまた。