どうも、ひとり世界です。
いろいろあったかんぽ生命なんですが、
個人保険新規契約数が前年同期で34.4%減少したのに、
9月中間連結決算は最終利益11%増だそうです。
なにこれ?って思ったら、販売自粛で販売委託先の日本郵便に支払う手数料が減ったからってことだそうです。
これはつまり家計に置き換えると、
下手に投資なんかに大金つぎ込むよりも、
節約して経費節減したほうが最終的には資産が増えますよってことですかね。
これは勉強になります。
かんぽ生命もこのままの状態が続けば、
この先赤字になって行くんでしょうが、
一時的でもこういう数字になったということは興味深いです。
ただこの業務形態というのは、誰得なんですかね。
①かんぽ生命は高ノルマを課して、かんぽ営業にプレッシャーをかける
②営業はプレッシャーに耐えられず、不適切販売に手を染める
③不適切販売がバレて、社会的制裁を受ける
④販売自粛で新規契約数が大幅に下がるが、利益は上げってしまった
⑤かんぽ生命のビジネスは新規契約数はあまり関係なかった
⑥販売委託先の日本郵便は手数料利益が減って、困っちゃう
こんな感じでしょうか。
結局これ日本郵便を儲けさせるために、この一大イベントが行われていたわけですね。何だか回りくどいです。
かんぽ生命単独であれば、既存契約の保険料は毎月・毎年入ってくるので、
過度な契約プレッシャーの下で営業しなくても、
利益が大きくマイナスになることは無いでしょう。
保有契約が減ってくることもあるので、その分新規営業は必要ですが。
日本郵便のこの先はどんどん厳しいことになりそうです。
そろそろ年賀状の季節ですが、年賀状もいずれ消滅しますよね。
私もやめようかと思っています。
会社で顔合わせている人に出してもね~。
◆まとめ
やはり入って来るお金を増やすというのは、大変な苦労が伴うという事です。
それよりも、出ていくお金を減らしたほうが簡単です。
資産を増やそうと投資に手を出すより、まず節約しましょう。
一万円増やすの大変ですが、一万円節約するのはすぐできます。
その事をかんぽ生命が教えてくれてます。
それではまた。