どうも、ひとり世界です。
2025年の崖っていうのがあるんですね。
全然しらなかった。
壁じゃなくて崖なんですね。
サスペンスです。
◆DXレポートって
これって、現在の複雑化、老朽化したシステムが2025年まで残存しちゃうと、IT人材の定年やサポートの終了などで大変なことになるぞってことみたいですね。
これが経産省のDXレポートに書かれているらしいです。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略なんだって。
Xがどこから出てきたのかは不明です。
古い基幹システムに多くのお金や人間が費やされることで、新しい技術に資源を投資できなくなり、世界での競争力が低下してしまうとのこと。
2025年には古い基幹システムが全体の60%を占めるという予想だそうです。
そんでもって、2025年からの6年間で最大12兆円の経済損失の可能性だとか。
しかしこの〇〇兆の経済損失だとか、✕✕億の経済効果とかって何なんですかね。
どういう計算で出しているのかさっぱり分からないので、真実味がないですよね。
適当な数字なら私でも言えます。
◆私の職場の話し?
まあこの話を聞いて、まったく私の職場のことなので他人事ではなかったです。
私のところも、2025年にはやばいことになりそうです。
日本中でこんな状態の企業が結構あるとなると、どうなっちゃうんですかね。
古い基幹システムが~って言いますけど、大きい会社の基幹システムってそう簡単に作り直すわけにはいきませんよね。
失敗すれば経営が揺らいじゃいますから。
経産省の役人さんは勝手なことを言ってますが、お金だけじゃなく、リスクが大き過ぎますよ。
まあ基幹システムは変更しなくても、その枝葉のシステムを新しくしていくってことじゃダメなのかな?
多分ダメだってDXレポートには書いてあるんでしょうね。
◆古いのは全部ダメなの?
古いシステムにはCOBOL言語が使われていて、COBOLを書く技術者がいなくなってさらに大変ってよく聞きますが、ようはお金の問題だと思うんですよ。
プログラムなんて、ひとつの言語が書ける人はCOBOLに乗り換えるのなんて簡単だと思います。
だって言語は違ってもコーディングの考え方はどれも一緒だから。
COBOLが書けるプログラマーに年収1000~1500万円ってことにでもなれば、みんなCOBOL書くでしょう。
またメインフレーム+COBOLは昭和のシステムだ~なんて言う人もいるみたいですが、ハッキングやウイルスに対するリスクも少ないですし稼働率も高いですから、そうバカにしたもんでもないと思いますけどね。
◆問題はソフト面
私の職場はハード面はそんなに心配してませんが、ソフトの面で古くからの内容を若い人たちに継承できてない部分が多いので、そちらが心配です。
とにかく40代の社員が少ないんですよね。
今の50代が定年したら、一気に平均年齢下がります。
でもこれは完全に経営サイドの人員戦略ミスだと思います。
それもこれも、バブル崩壊後の構造改革でおかしくなっちゃいましたよね。
◆経営者の崖
さあ来る2025年、世間の古い基幹システムはどうなっているか。
私の職場もどうなっているか。
引退する世代はいいですが、残される若い世代は大変です。
まあ若い子達はあっさりやめちゃえばいいや~と思っているかもしれません。
一番大変なのは経営者ってことですね。
それにしても何で崖なのかな?
それではまた。

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